カップ&ソーサー
其の十一
春の器です。
春の装いです。
おひな様、鬼の器、雛菓子です。
鬼の器は、長崎県波佐見(はさみ)焼ー青葉窯です。
この器はこの器は季器楽座さんで戴いてきました。
1月29日(土)から、鬼紋様の器展開催です。
中に入っているのは雛菓子です。
数年前に山形県酒田市の小松屋さんから戴きました。
1年待ちました♪
小松屋さんのホームページより
「春一番が吹いて桃のつぼみがようやくほころぶころ、子供たちは雛菓子と白酒をもらいながら家々の門をくぐります。この風習は雛めぐりと称され、昭和三十年ごろまでは雛まつりとなれば、あちらこちらでこのような光景を目にすることができました。子供たちにとって人の家を訪ねるということは自然と礼儀作法が身に付くことであり、雛菓子を与える側も幼い子らが訪ねて来てくれた歓びとともに、女の子としての健やかな成長を願っていたのでしょう。小松屋は創業以来、桃の節句の頃となれば片栗細工の雛菓子を作り続けております。小松屋の雛菓子は、鯛・貝・稲穂・胡瓜・亀・兎など、ひとつひとつ当主が手描きで彩色をし端正に仕上げられます。これも上方文化の影響の表れかもしれません。
雛めぐりの幼き心を胸に、今年も伝承の雛菓子づくりをこれからも続けて参りたいと存じます。」