コーヒーの木のお話♪

コーヒーを作っている国と言えば、熱帯でサンサンと太陽が降り注ぐ
赤道付近と考えますが、実はコーヒーの木は暑さ(寒さも)が苦手です。

飲料としてのコーヒーの品種には「アラビカ種」と「カネフォラ種」
がありますが、一般的なカフェで出されているコーヒーはアラビカ種です。

これに対し、カネフォラ種は主にインスタントコーヒーや缶コーヒー用として
使用されます。

アラビカ種はカネフォラ種に比べて育つ気温帯が低いので、
低地(気温が高い)では育ちません。
ですので、高地(山の上)で育てられます。

これに対し、カネフォラ種は低地でも育ち、その上銹(サビ)病に対しての
耐性も持っています。

パナマは国の北西部のコスタリカ国境付近しか標高の高い山がないため、
コーヒーの生産量はこれ以上伸びにくいと、生産者さんは言っていました。

ちなみに、直射日光の強い地域では、日陰にするための木-シェードツリ-
を植えて、一日のうち何時間は日陰を作るようにしています。

今年の日本のような夏が続くとコーヒーの木は枯れてしまいます。

不思議なコーヒーの木のお話でした。