ブラジルの農園のお話

昨年の7月にブラジルに行ってきたのですが、
今回はそのとき訪れた、「ダテーラ(現地ではダテーハ)農園」のお話です。

この農園はセラード地区にあるのですが、農園主は会社の社長さん
それもとんでもないお金持ち。
おいしいコーヒーを作るためには何でもチャレンジすると公言しているそうです。

とても広い農園で、上から水を降らすスプリンクラーの長さが
600mもあります。
このアームが自走し、円を描いて直径1.2kmの範囲に3日かけて散水します。

規模が半端ではない農園でした。

さて、農園の設備はすばらしく、ゲストハウスはホテル並み、
朝食もおいしく、変なリゾートよりしっかりしています。

さて、この農園は従業員も多く、清潔な食堂には新鮮な果物、野菜がたくさん
用意されていました。

さらに、よく工事現場で見かける「無災害***日目」という
ボードが掲げられています。

また、子供達を日本で言う保育園、幼稚園の施設もありました。
日本語で「こんにちは」と言われたときはビックリしました。

ブラジル視察旅行はこちら
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ダテーラ農園の様子
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当店で使っている、この農園のコーヒー豆は20kgくらいずつ
真空パックのアルミバックに入って、それが2つ入った段ボール箱
にて届けられます。

コーヒー豆は湿度、温度、紫外線によって劣化速度が変わります。
お米と同じですね。

ですから、当店で使っているコーヒーの生豆は、輸送の途中に劣化を抑えるため
保冷コンテナにて運ばれます。リーファーコンテナと言います。

ダテーラのコーヒー豆は真空パック+箱に入れることによって、劣化速度を
遅くするのに役立っています。

実際にダテーラ農園で、パーストクロップ(穫れて2年目の豆)を飲ませてもらいましたが
とても芳醇な味でした。おいしかったです。

もう一つの特色として、当店のダテーラ農園豆は、精製方法の違うコーヒー豆を
ブレンドしている事です。
そうすることによって、味が複雑になるという利点があります。

他の農園では聞いたことのないブレンドでした。

当店では深煎りでお出ししています。

       ブラジル-ダテーラ農園
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