コーヒー豆知識の過去分
コーヒーが出来るまで2
出来るだけ専門用語を使わないでコーヒーが皆さんの口に入るまでを
お話ししてみます。(挑戦です 笑い)
コーヒーの品種には2つあり、アラビカ種とカネフォラ種、
カネフォラ種は暑さ寒さに強く、病害虫にも強い性質を持ちます。
アラビカ種はそれに対して、暑さ寒さに弱く、育つ環境によっては
日陰を作ってやるくらいデリケートです。
日陰を作る木のことを「シェードツリー」といいます。
カネフォラ種は一般的には、缶コーヒーや、インスタントコーヒーの
豆として使用されます。
さて、前号からの続きです。
乾期が終わり、雨が降ると、コーヒーの花が咲きます。
コーヒーの花が枯れてると小さな実ができます。
この実が6-8ヶ月かけて徐々に大きくなります。
結構長い時間をかけて、育つんですよ。
コーヒーの実は熟すと赤くなります。
↓ 7番目の写真です
//www.ko-hi-koubou.com/hpgen/HPB/entries/54.html
これに対して黄色く熟す品種があります。
↓ 10番目の写真
//www.ko-hi-koubou.com/hpgen/HPB/entries/54.html
ポルトガル語で「黄色」を意味するアマレロと呼ばれます。
ブルボン種のなかで、黄色く熟す品種を「アマレロブルボン」と
呼ぶわけです。
ちなみに、ブルボン種はイエメンのマタリ地方から
ブラジルに持ち込まれたそうです。
この熟した実を収穫するのですが、収獲面積の広くない地域では
手摘みをされるところがあります。熟した実だけを摘み取れるので
無駄が出ないのですが、収獲面積の広いところでは
機械で収獲します。
↓ 10番目の写真 この写真は機械収獲です。
//www.ko-hi-koubou.com/hpgen/HPB/entries/53.html
木の列を機械が自走して収獲していきます。隣の列にトラックが
いっしょに走っていて、収穫した実を摘んでいきます。
熟した果肉は甘いです。
よく、果肉が甘いコーヒーの実は、コーヒーにしても甘いといわれますが、
焙煎すると成分が変わるので、信憑性はないそうですよ。